BEAM B1Fに行く6

20090310TUE2145
「笑ってマナーをマナーびましょう」@ヨシモト∞ホール

MC:しずる

出演:
ものいい
マヂカルラブリー
少年少女
メルヘン倶楽部
宗像智子(ライフスタイルマナーコンサルタント

タイトルだけ見て想像してたのは、コントでマナーが必要な場面を演じるような感じ……。
でもそれならなぜ漫才中心のマヂカルラブリーが?なんて思いながらも行ってみたところ、
お酒の注ぎ方やタクシーでの席順など、マナーが必要なシチュエーションを芸人さんが舞台上で実演、
それが合ってるかどうかを専門家が判定するという仕組みだった。
「ビジネスマナーを題材にしたちょっとまじめなコーナーライブ」か。

思ってたよりもお客さんが入っていてびっくり。座席の9割は埋まってた。
このライブの前にやってたシチサンLIVEよりもお客さん入ってたなあ。
まあみんな芸人さんのファンだよね(私含め)。マナーをマナーぶために来た人はいるのかな?
別にビジネス関連の媒体に広告載せたりしたわけじゃないんだろうし。
でも、春から新社会人だっていう人もちょっとだけいた。
スーツ着た会社帰りらしき人もちょっとだけいた(私含め)。

ライブの最後には、マナー実演に参加した8人の中から「ベストマナーニスト」と「ワーストマナーニスト」を先生が決めた。
「ベスト」には2年間の社会人経験を生かし、新幹線での席順をズバリ当てたものいい・横山さん。
賞品のおにぎり券10000円分を獲得。おにぎり券?
「ワースト」にはワインの注ぎ方でいつものあの雰囲気を生かし、注ぐ前にまず第一乾杯、瓶を高ーく持って注ぎ大量にワインをこぼしたマヂカルラブリー・野田さん。流石。
宗像先生にはツボだったようで、その後正しいマナーについて解説する際笑いが止まらなかった先生。でもワースト。
罰として、エンディング後にホール出口で帰るお客さんに45°の最敬礼を繰り返す「お辞儀千本ノック」を。
あまり深々とお辞儀するから通るとき頭が当たりそうだったよ。

∞ホールでは、こういう笑いながら学べるライブを続けていくらしい。
今回が第1弾で、第2弾は「英語で喋るようにならナイト」。
ちょうど某公共放送のあの番組が終わるタイミングでこのタイトル……。
4月から6月にかけて毎週金曜日のこの時間に開催。全10回!
まあしっかり学ぶならこのくらいやるのもいいかもね。

これらのライブ、今後どういう位置づけでやっていくのだろう。

学びと笑いのバランスが難しいよね。どっちに重点を置く気なのかな。
中途半端になっちゃうのが一番駄目なんだよなあ。出る芸人さんもなかなか大変だし。
「学び」に重点をおいて、そこにお笑いライブの要素を取り入れるといいかなと私は思う。
今回のような60分という短い時間でしっかり学べるようにするのはなかなか大変だけど……テーマのチョイスも重要。
「学ぶ」ためにこのライブに来る人が増えたらすごい。新しい市場が生まれるかも。
全○回ってスタイルでやるのなら受講料を一括徴収するっていう手も……。

まあ兎に角、ひっそりと始まったこのプロジェクト(大々的にアナウンスされてないよね?)。
どうなるか楽しみです。