的外レー

浜松名物「うなぎパイ」には鰻パウダーが入ってるらしい。

なのに鎌倉名物の「鳩サブレー」には鳩が入っていない。

なぜだ。

「鳩」を名乗るなら是非とも入れてほしい。

もし鳩粉を入れると味が変わってしまうというのなら
鳩の脚をサブレーに刺すのはどうだろう。
今の鳩サブレーには脚がないから好都合だと思う。

もしサブレーに脚が生えたとしても、食べるときは脚を外してから食べる人が多いかもしれない。
固いし口の中に刺さりそうだから。
でも中には脚までポリポリ食べてしまう人や、
サブレー本体よりも脚が好きで鳩サブレーを買っていく人も出てくるかもしれない。
そのうちmixiで「鳩サブレーの脚を好んで食べる」コミュニティができて、
そこから「日本鳩サブレーは脚がうまい協会」ができるのだ。
協会は似たような思想と境遇を持つ「日本エビフライは尻尾がうまい協会」と交流を深めるに違いない。
(「日本サザエの先っぽの苦いところうまい協会」とは対象物の固さの違いなどから仲良くならないと思う)

脚の供給については鳩の肉をよく食べるフランスなどから仕入れることになるだろうが、
昔から変わらぬ人気の鳩サブレー、1日にたくさんの鳩の脚が必要だ。
フランスから大量に輸入するとなると原油高などの影響でかなりのコストがかかるかもしれない。

ならば日本で捕ろう。

鳩はどこにでもたくさんいるから、多少の間引きは生態系に影響はないだろう。
駅での糞害も減るし、無闇矢鱈に餌をやる人も減る。いいことばかりだ。決定。

というわけで、

脚まで純国産の新・鳩サブレー、発売が待ち遠しい。今度鎌倉行ったら売ってるかもしれない。
豊島屋さん、ご検討のほどよろしくお願いします。

あ、ちなみに私は脚食べない派です。